2017年11月30日
私の教育観 ~小学校高学年(公立中学進学)編~
第二弾は小学校高学年編です。
最近は時代が変わってしまい、小学校高学年になると「中学入試組」と「公立中学校進学組」の二極化が進む傾向にありますが、今回は公立中学校に進学される方を主眼に書いていきます。
さて、昔から「五年生になると急に算数が難しくなる」とよく言われます。恐らくは「割合」と「抽象的な考え方」が出てくるからだと思われます。
これらはかなり手強いです。その最大の理由は「未だに言語能力が発展途上中の子供に教えるから」です。実際、個人的には大学入試指導よりもこの学年の指導の方が難易度は高いと考えています。
この学年に定型的な指導法はないと思っています。個を見て、それぞれの段階に合わせ、あくまでも上(中学進学後)を見据えながら指導していきます。
またこの時期は思春期に入っていくため、生徒さんに対する接し方も気を遣います。
それだけ重要な時期だともいえると考えています。