2017年11月26日
私の教育観 ~総論~
このページはブログの「私の教育観」を転記したものです。全部読むと長くなってしまいますので、スクロールして該当学年の分だけでも読んで頂けると幸いです。
私は大学時代に法律学を学びました。
「法律学」と聞くと真っ先に連想されるのが「六法全書」であり、「法律の丸覚え」と思われる方もいるかもしれません。しかし、法律学は実は非常に論理的な学問なのです。
私は卒業論文作成のゼミに所属していた時に、「あぁ、勉強って楽しいんだ」と初めて気付きました。
私の教育の最終目標はこの「勉強する喜び、考えることの楽しさ」を知ってもらうことです。
しかし、その道のりは決して平坦ではないと思っています。
私は、勉強はスポーツに通じるものがあると思っています。
例えば、体操選手が大技を決めた時、その選手は大きな快感を味わうことでしょう。
しかし、その大技を決めるまでには、気の遠くなるような訓練と失敗が繰り返されます。
特に、基礎訓練は実に単調でつまらないものです。その過程で挫折をしてしまう人も多いかと思います。
勉強も同じです。特に中学生までの勉強は基礎訓練の連続です。
幸運にも自分が興味が持てる分野を発見できる人も少数存在しますが、基本的にはつまらないものです。
しかし、そこで挫折をしてしまっては、勉強の楽しさを発見することは出来ません。
以降、各論編でそれぞれのステージにおいての私の指導方針を記していきます。
興味を持たれた方はお付き合い下さい。