2019年04月18日
医師は塾講師、薬剤師も塾講師。
私はよく塾講師の説明に医師を例えに出します。
医師が患者さんの状況と病状を把握するように塾講師は生徒さんの学力と苦手分野を把握するわけです。
さて、医師が医療行為を進めていくうえで非常に重要になってくるものは何でしょう?
そう、お薬の選択です。塾講師の世界で例えると「教材」です。
医師の場合は時には薬剤師と相談しながらお薬を決めていきますが、塾講師の場合は教材選定も自分で行います。
しかし残念ながら、この教材決定が各種理由で上手に出来ない塾講師が多いのが現状です。
理由としては①FCや会社の指定する教材しか選べない ②今の塾業界は(例えば「中入試専門」のように)細分化されすぎているがゆえに教材を見る目が近視眼的になってしまう 等があります。
しかし、教材選定は医療でいうところのお薬に相当する重要な要素です。
いくら有能な医師でも薬が合わなければ治療は出来ません。
私はなるべく慎重に教材を選定するようにしています。